RubyKaigi 2024に参加してきた

はじめに

はいさーい。こんにちは。RubyKaigi2024に参加してきたのでブログとして書いていくぞ。 今回は沖縄だった。RubyKaigiは2019年以降、Takeoutへの参加も含めて毎年参加している。
すでに記憶が薄れかけているので記憶が残っているうちに記事として書き残しておく。

今回新しく試してみたこととして、気になっていたやんちゃハウスに泊まってみたことと、英語のセッションを聞いてみるということ。
結果的にやんちゃハウスに泊まってみたことはよい経験になったし、余裕があれば来年も使用してみたいと思えるものだった。
シェアハウスなのでそういったものが苦手な人にはお勧めできないけど、一時的な共同生活を楽しめる人にはおすすめできる。
やんちゃハウスという名前で勘違いしがちだけど、やんちゃさんが主催しているだけでやんちゃなことをしているハウスではない。

やんちゃさん自身は毎年バイクでRubyKaigiに参加してたりとやんちゃなことをしているすごい人です。

英語のセッションについては、自身の英語力の低さを再認識する結果となってしまった。
自分の英語力ではまったく聞き取れず、頼みの綱だったPixleのリアルタイム翻訳も(環境依存かもしれないが)精度が悪く実用にたるものではなかった。来年こそ、来年こそは英語のセッションが聞けるようになるんだ。。

以下、記憶に残っているセッションについていくつか書いていく。ここは後日追記するかも。
理解が追い付いていないものが多く、間違った解釈をしている可能性がある。ので、正確な情報を知りたい方は原典(登壇者資料)を確認してほしい。

Day1

Writing Weird Code

今回のキーノートセッション。Quineのお話だった。
正直コードや仕組みはほとんど理解できなかったけど、すごいことをやっているということだけはわかった。 その中で、オブジェクトの動く速度を半分にするために、Time.nowをOverrideして時間の流れを半分にしているという話があった。
もし私が同じようにオブジェクトの動く速度を半分にすることを考たら、頑張って動く速度の方をどうにかするよう頑張ってたと思う。 それを時間の流れを半分にすることで実現するという発想、やりたいことを実現するシンプルな手段を模索する点は普段のお仕事の考え方にもつながるなぁと思った。

Namespace, What and Why

実はこのセッションは聞くことができていない。終わった今考えると、RubyKaigi2024において最も聴くべきセッションだった。
幸運にもこのセッションのSpeakerである @tagomoris san とRubyKaigi2024期間中の飲みの席で何度か同席する機会があり、そこで色々お話を聴くことができてありがたかった。
数カ月後にはセッションの動画がYoutubeに上がると思うので上がったら確認する。

Day2

Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity

Rubyを使ってブラウザでゲームが動いててすごいと思った(小並感)
このセッションでも、自機をx軸には動かさず障害物を動かすことであたかも自機が動いているように見せていて、これはゲーム作成における知見の一つなのだろうなぁなど考えていた。 ある分野では当たり前に使われている手法や設計が違う分野では全く知られていない、ということは当たり前に起きているし起きうる。知らないことばかりだ。

Day3

YJIT Makes Rails 1.7x Faster

1.7xではなく1.8x高速化するお話。Rails7.2からYJITがデフォルトで有効化されるみたいだった。
内容はYJITがRuby3.2から3.3でどのように変わったのかを詳細に説明してくれていたのだけれど、正直ほとんど理解できなかった。私はこういうことができる人たちがより便利により使いやすく、より高速化してくれる偉人達という巨人の肩にのっているのだなぁと実感しながら聞いていた。

After Party Day1-3

今回はAfter Partyが豊富だったし楽しかった。After Partyが終わって同じ会社別の会社の人達と歩いてたらRubyist, Speaker, Commiterとすれ違ったりするのが最高にRubyKaigiだった。 After Party、その後の2次会3次会含め色んな人と色んな話をした。RubyKaigi中はなるべく自社以外の人と話す縛りを自分に課しているけどさすがに2次会などは自社の人について行ったりした。
話した内容も覚えているけれど、飲み会の場での会話なので文字には残さないでおく。いいお話がたくさん聞けたことだけは書いておく。

RubyKaigi2025にむけて

次は愛媛の松山。自分が住んでいるところからだと鉄道で5時間、飛行機で4時間くらいだった。来年もまた参加したい。 今回のRubyKaigiを通して、自分自身の知識量、課題と今一度向き合えた気がする。

いつも通り自分が何も知らないことを知ることができた(無知の知)
自分の力量不足を実感する体験がモチベーション向上につながる人とモチベーション減少につながる人がいるとしたら、私は前者の人間なのでこの熱を忘れないうちに頑張っていく所存。